バカラ

バカラ

「カジノの王様」として名高いバカラは、マカオやラスベガスなどの世界中の有名なカジノでプレイされている定番のカジノゲームです。その昔はヨーロッパの貴族に、そして現代では世界中の富豪を中心に愛されていますが、オンラインカジノが発展したことにより、カジノ初心者や資金に制限がある人にも気軽にプレイできるミニバカラが登場しました。バカラは一言で表すと「どちらが勝つか」を予想するだけの単純なゲームですが、実は奥が深く、それが多くの人々を惹きつけてやみません。

バカラのルール

バカラは仮想のバンカーとプレイヤーによる勝負の勝敗または引き分けを予想するゲームです。実際にプレイヤー(賭ける本人)は勝負に関わる決定は一切行えないため、非常に展開が早く短時間で大金が動きやすいゲームです。

バカラはバンカーとプレイヤーによる二枚(場合によっては三枚)のカードの合計の一桁目の数字が「9」に近い方が勝利となります。バカラではカードの数字の数え方が特殊なのでよく覚えておきましょう。Aのカードは1と数え、2~9 のカードではカードの数字をそのまま数えます。10~K の図柄のカードは、それぞれ0として数えられます。

バカラのルールは非常にシンプルで初心者にも理解しやすいです。まず、ディーラーが「バンカー」と「プレイヤー」に、それぞれカードを二枚ずつ配ります。カードが配られた後、バンカーとプレイヤーの二枚のカードの合計の一桁目のどちらが「9」に近いかまたは引き分けになるかを予想して賭けます。プレイヤーとバンカーは一定の条件を満たすと、三枚目のカードを追加して勝負に出ます。

プレイヤーが三枚目のカードを追加する条件

二枚目までのカードの合計が1~5:三枚目追加

6、7:スタンドしてバンカーと勝負

プレイヤーとバンカーが両方8、9:ナチュラル 三枚目のカードは追加されず、そのまま勝敗が決まる

バンカーが三枚目のカードを追加する条件

プレイヤーに三枚目のカードが追加されない場合(プレイヤーのカードの合計が6以上である場合)、ディーラーのカードの合計が0~5の間であれば三枚目のカードが追加されます。しかし、プレイヤーに三枚目のカードが追加された場合(プレイヤーのカードの合計が1~5である場合)、ディーラーは以下の条件においてのみ、三枚目のカードを追加することができます。

プレイヤーのカードの合計が0または1:ディーラーのカードの合計が0~3であれば三枚目のカードを追加。

プレイヤーのカードの合計が2または3:ディーラーのカードの合計が0~4であれ

ば三枚目のカードを追加。

プレイヤーのカードの合計が4 または 5:ディーラーのカードの合計が0~5であれば三枚目のカードを追加。

プレイヤーのカードの合計が6 または7:、ディーラーのカードの合計が0~6であれ

ば三枚目のカードを追加。

プレイヤーのカードの合計が8:ディーラーのカードの合計が0~2であれば三枚目のカードを追加。

プレイヤーのカードの合計が9:ディーラーのカードの合計が0~3であれば三枚目のカードを追加。

実際に三枚目のカードが追加された場合の勝敗例を挙げてみましょう。

プレイヤーの最初の二枚のカードが2・Jである場合:「2+0=2」であるため、プレイヤーに三枚目のカードを追加します。三枚目のカードが6の場合、各カードの合計は「2+0+6=8」で「8」となります。

バンカーの最初の二枚のカードが7・8である場合:「7+8=15」で「5」であり、プレイヤーがすでに三枚目のカードを引いており、条件に従うと、これ以上カードを追加することはできません。

結果は、プレイヤーの勝ちとなります。

では、別の場合を見てみましょう。

プレイヤーの最初の二枚のカードが2・4である場合:「2+4=6」であるため、プレイヤーは三枚目のカードを追加せずにスタンドします。

バンカーの最初の二枚のカードがJ・Aである場合:「0+1=1」となり、三枚目のカードを追加します。三枚目のカードが6であった場合、二枚のカードとの合計は「0+1+6=7」となります。

結果は、バンカーの勝ちとなります。

実際のゲームはランドカジノであればディーラー、オンラインカジノであればコンピューターが自動で進行し、私たちはプレイヤーとバンカーの勝敗を予想してチップを置くだけで良いため、これらのルールや条件を覚えておく必要はありません。しかし、こういった細かいルールや条件を頭に入れておくことでただ単に賭けるのではなく、バカラというゲームの面白さをさらに理解することができるでしょう。

バカラの賭け方と配当の倍率

バカラでは主にプレイヤーまたはバンカー、タイ(引き分け)に賭けますが、サイドベットとして同じ数字のカードが出るペアに賭けることもできます。それぞれの賭け方とその配当について詳しく見ていきましょう。

プレイヤー

プレイヤーの最初の2枚のカードの合計の一桁目が5以下だと、3枚目のカードが追加されます。三枚目のカードが追加されることで、カードの合計がバンカーに比べて弱くなることがあるのでバンカーに対して若干不利となります。プレイヤーに賭けてプレイヤーが勝利した場合の配当は2倍です。

バンカー

バンカーの最初の2枚のカードの合計の一桁目が7以上の場合、バンカーは3枚目のカードを追加せずにスタンドすることが多いです。一方で、プレイヤーは先ほども言ったように、2枚のカードの合計の一桁目が5以下だと、ヒットすることで3枚目のカードを追加し、弱くなってしまうパターンもあるため、バンカーはプレイヤーと比べると、若干有利になるのです。バンカーが有利であると証明されているため、バンカーに賭けるプレイヤー(ギャンブラー)が圧倒的に多いです。そのため、カジノ側も利益を確保すべく、バンカーに賭けてバンカーが勝利すると、コミッションとして賞金の5%が適用され、配当は1.95倍となります。

タイ(引き分け)

バンカーとプレイヤーが引き分けになると予想して、タイにベットして予想が当たった場合、配当は9倍となります。この配当はプレイヤーとバンカーのいずれにベットした場合よりも魅力的ですが、バンカーとプレイヤーが引き分けとなる確率は9%ほどと言われており、非常に稀です。よほどのことが無い限りはタイに賭けないのが無難でしょう。

ペア

ペアはバカラにおけるサイドベットの一種です。プレイヤーまたはバンカーの最初の二枚のカードが「5・5」、「3・3」などのように同じ数字である場合は「ペア」となり、配当は12倍です。プレイヤーまたはバンカーに賭けて当たらなかったとしても、ペアに賭けて、ペアが出現すれば配当が支払われるため、いざというときに賭けてみると良いかもしれません。

確率で見るバカラ

バカラにおけるプレイヤーの勝率は44.6、バンカーの勝率は45.8、タイの確率は9.5となります。カジノの利益、取り分となるハウスエッジ(控除率)はバンカーが勝利した場合は1.06、プレイヤーが勝利した場合は1.24、タイは14.4、ペアは10.3となります。バンカーよりもプレイヤーのハウスエッジが高いことから、バンカーの方が若干有利であることが分かりますね。タイおよびペアのハウスエッジに関してはバンカーとプレイヤーのいずれよりも非常に高いので、積極的に賭けるべきでないということが一目瞭然です。

ランドカジノでのバカラの様子

ランドカジノにおいてバカラは一度に大金を賭けるハイローラーからの人気が高いゲームなので、VIP専用のバカラテーブルが用意されていることが多いです。

また、ランドカジノのビッグバカラではカードをじわじわとゆっくりめくっていく絞り(スクイーズ)と呼ばれるアクションがゲームを興奮度の高いものにします。絞りは各テーブルで最も大きい金額を賭けた人に権利が与えられます。このアクションはゲームの結果に影響を与えることはありませんが、カードを自らめくることでより緊張感を味わえ、ゲームをさらに盛り上げることができるでしょう。一方で、ミニバカラは簡易版バカラであり、絞りのアクションはありません。代わりにすべての操作をディーラーが行なうことで素早くゲームが進行します。

ここで、ランドカジノでの絞りありのビッグバカラの流れを見てみましょう。

1.プレイヤー(賭けの参加者)が「プレイヤー」「バンカー」「タイ」「ペア」のいずれかにチップを置きます

2.賭けが終わると、ディーラーがバンカー、プレイヤー両方に、カードを二枚ずつ、伏せたまま配布します

3.最も高額の賭け金をベットした人に絞りの権利が付与され(オーナーシップ)、カードをオープンします

賭け金額が同額の場合はディーラーがオープンします

4.予想が当たれば配当が支払われ、外れればチップが没収されます

オンラインカジノのカジノゲームとしてのバカラ

オンラインカジノではライブディーラーがリアルタイムでゲームを進行するライブバカラが人気です。ミニマムベットはランドカジノに比べれば低めに設定されていることが多いですが、ハイローラーの方にはミニマムベットが高いバカラも用意されているのでご安心ください。

また、通常バンカーが勝利した際にかかる5%のコミッションがかからない「ノーコミッションバカラ」や通常のバカラよりも短時間で多くのゲームラウンドが楽しめる「ミニバカラ」、一番高額をベットしたプレイヤーがカードをめくれる「スクイーズバカラ」などあらゆる種類のバカラがあります。自分のプレイスタイルやプレイ資金に合わせてぴったりのバカラを選びましょう。

バカラのコツと攻略法

バカラは仮想のプレイヤーとバンカーの勝敗を決めるゲームで、勝率はバンカーが若干有利なのでバンカーを中心に賭ければよいのではないか?と思われるかもしれません。ずばり、正解なのですが、それ以上にシンプルなバカラにもあらゆる戦略が存在するのです。バカラの詳しい戦略については別記事をご用意しておりますので、ここでは各戦略の概要をご紹介します。

<カードカウンティング>

カードゲーム全般で適用でき、当然バカラにも有効な戦略がカードカウンティングです。カードカウンティングでは、配られたカードを記録して、配られていないカードから次にどのカードが出るかを予想する戦略です。

<ゲーム結果を罫線で記録>

バカラにおける勝敗、「バンカーの勝利」「プレイヤーの勝利」「引き分け」を罫線で記録することで、結果の波を見極め、ゲームの勝敗を予想することができます。罫線には大路(ダイロ)、大眼仔(ダイガンチャイ)、小路(シュウロ)、甲由路(カッチャロ)などがあります。バカラ初心者は、大路罫線から始めてみましょう。

<ベッティングシステム>

 – マーチンゲール法

マーチンゲール法は着実に資金を増やしたい方におすすめの戦略です。このマーチンゲール法はルーレットやブラックなどでも一般的に利用され、2倍配当のカジノゲームで有効です。負けた場合に次に勝つまで賭け金を2倍にするというのがこの戦略の基本です。

3倍マーチンゲール法

その名の通り、マーチンゲール法の賭け金の増やし方を三倍にします。リスクはありますが、より大きな利益を得ることができます。急速に賭け金が増えていくので資金に制限がある人には向きません。

パーレー法(逆マーチンゲール法

マーチンゲール法では負けた場合に賭け金を2倍にしますが、逆マーチンゲール法では勝った場合に賭け金を2倍にします。積極的に勝利を狙っていくことで大きな利益を獲得できる戦略です。

バカラの歴史

バカラの起源には諸説があり、はっきりとは解明されていませんが、14世紀の中世イタリアにまで遡るようです。かつて、中世イタリアには「Tarrochi」と呼ばれるタロットカードの元祖のようなカードゲームが流行していました。この「Tarrochi」からFelix Falguiereというイタリア人がバカラを考案したと考えられています。バカラはイタリアからフランスなどを中心にヨーロッパ各国に伝わりました。バカラを簡易化させたミニバカラはアメリカで考案され、庶民にも人気が広まりました。ただ、ヨーロッパの貴族にこぞってプレイされてきた過去があるので、バカラは今でもお金持ちのカジノゲームというイメージが強いですね。ランドカジノではそういったハイローラー向けにバカラ専用のVIPテーブルもあるほどです。バカラはイタリア語で「ゼロ・破産」を意味し、多くのプレイヤーを夢中にさせ、多くの資金を費やさせたバカラの特徴を如実に表しています。

バカラのまとめ

バカラはポーカーやブラックジャックなどのプレイヤーが主体となってゲームに参加していくカジノゲームとは違い、勝敗を予想するだけの非常にシンプルなゲームです。勝敗を予想するだけというシンプルさは日本人に馴染みの深い競馬や競輪に通じるものがあります。全くバカラをプレイしたことのない方でも、一度体験してみればテンポの良いゲーム進行と連続して当てたときの高揚感に病みつきになってしまうでしょう。ランドカジノのバカラでは高額を賭けるプレイヤーが多いですが、オンラインカジノのバカラではミニマムベットが1ドル~とお手軽にプレイすることができます。是非、お気に入りのオンラインカジノでバカラの面白さを味わってみてください。