オンラインカジノの決済手段として、手数料が安く、手続きがすぐに完了する電子決済サービスが人気を集めてきました。
しかし、Neteller(ネッテラー)やSkrill(スクリル)をはじめとし、複数のサービスが日本向けのサービスから撤退をしており、電子決済サービスには急に利用できなくなるというリスクがあります。
一方で銀行振込であれば、すでに持っているアカウントを利用するだけなのでとても簡単であり、サービスが停止する心配もありません。
この記事では、オンラインカジノで銀行振込をするメリットやデメリットについて解説します。また、オンラインカジノの入出金におすすめのネットバンクとして、楽天銀行の口座開設方法も紹介しています。
🐻❄️ 銀行送金の概要
銀行送金とは、オンラインカジノから直接日本国内の銀行口座から入金したり、出金したりすることを言います。
日本の銀行であれば、ほぼすべてオンラインカジノからの入出金に対応しているので、すでに持っている銀行口座を利用して手続きをすることができます。
オンラインカジノに入出金するときは、銀行名、支店、口座名、口座番号、口座種目、口座名義、入金・出金額を入力します。
すると、数時間から3営業日ほどでアカウントに金額が反映されます。
オンラインカジノで銀行での入出金に対応しているオンラインカジノは以下の通りです。
これらのオンラインカジノではすべての銀行を使用することができますが、より簡単に手続きをしたいのであれば、以下のようなネットバンクを利用するのがおすすめです。
- 楽天銀行
- ジャパンネット銀行
- 住信SBI銀行
🦋 銀行送金の手数料
銀行送金の場合は、基本的にオンラインカジノ側で手数料は発生しません。
手数料に関する詳細は、各銀行にお問い合わせください。
♥️ 銀行送金の出金によるメリット
ここでは銀行送金の出金によるメリットを紹介します。
- 手間が少ない
オンラインカジノから銀行送金を利用して出金をする場合、手間が少ないのがメリットです。銀行送金の場合は、1回の手続きのみで自分の口座にお金を入れることができ、ATMから引き出せばすぐに現金として利用することができます。
しかし、電子決済サービスやビットコインなどの仮想通貨を利用する場合は、まずはオンラインカジノから電子決済サービスや仮想通貨の取引所のウォレットに資金を移動させなければいけません。その後に、さらに銀行口座に資金を移動させる必要があります。
そのため、すぐに現金として利用できるようにするには、最低2回の手続きが必要になり、時間がかかってしまいます。
すぐに現金とし利用したい場合、手間と時間を省くことができる銀行送金はおすすめです。
- 資金管理が簡単
銀行の中でもネットバンクを利用すると、スマートフォンから簡単に資金管理をすることができます。いくら入金したか、いくら出金したかが一覧で確認でききるので、毎月の収支の把握が簡単です。
また、銀行の残高とあわせて取引履歴を確認することができるので、いつの間にか資金を使い果たしてしまったという事態を防ぐこともできます。
- 安全性が高い
銀行送金は、日本の企業が提供しているサービスです。そのため、安全性が高く、不正利用されるリスクは極めて低いということがあります。万が一トラブルがあった際にも、窓口、電話などで日本語で相談することができるので、利用者としての安心度が高い点も魅力です。
また、銀行は電子決済サービスのように急にサービス提供を停止することもないので安心して利用できるでしょう。
🧨 銀行送金のデメリット
ここでは銀行送金のデメリットを紹介します
- 利用できるオンラインカジノが限られている
銀行振込に対応しているオンラインカジノの数は多いとは言えません。ラッキーニッキーカジノやカジ旅、ライブカジノハウスなど日本で浸透しているオンラインカジノで、銀行送金に対応していないオンラインカジノはたくさんあります。
そのため、銀行送金で入出金をしたい場合は、オンラインカジノに登録する前に銀行送金に対応しているか確認した方がいいでしょう。
- 送金に時間がかかる
オンラインカジノに入出金する場合、海外送金という扱いになります。そのため、場合によっては申請をしてからアカウントに反映されるまで、数日かかってしまうことがあります。
また、銀行の場合、土日は手続きをすることができません。そのため、申請するタイミングによっては手続きに1週間ほどかかります。
銀行は24時間対応ではないため、その分送金手続きに時間がかかります。
- 電話がかかってくることがある
オンラインカジノから銀行口座位に多額の資金を振り込んだ場合、銀行から不正利用の可能性を疑われ、電話がかかってくることがあります。
この場合、本人利用であることを銀行に伝えれば問題ありません。しかし、銀行からの電話に出ずに、利用の詳細の確認が取れない場合は、セキュリティのため銀行口座の利用が一時的に制限されることがあります。
銀行からの電話は避けたいという場合は、一度に大きな金額を動かさずに、少額にして時間を置きつつ口座に送金するといいでしょう。
- 出金にしか利用できないことが多い
オンラインカジノが銀行送金に対応している場合でも、すべてのオンラインカジノが入金に対応しているわけではありません。ベラジョンカジノ、インターカジノ、カジノシークレットは銀行送金では出金にしか対応していないため、オンラインカジノに入金するためには他の決済手段を利用しなければいけません。
つまり、銀行送金の場合少なくとの2つ以上の決済手段を用意しなければいけないということになります。
🎰 銀行送金の登録方法
ここでは銀行口座の開設方法を紹介します。銀行口座には三井住友銀行や三菱UFJ銀行、地方銀行などたくさんの種類がありますが、ここではオンラインカジノの入出金に便利なネットバンクである楽天銀行について詳しく解説します。
すでに銀行口座を持っている場合でも、ネットバンクの口座を保有していない場合、これを機会に口座を開設してみるのもいいでしょう。
まず、楽天銀行の公式サイトにアクセスをして「口座開設かんたんお申込」をクリックします。
そうすると、「お客様情報の入力」というページに移動するので、以下の情報を入力します。※すでに楽天会員の場合は、ここの情報入力を省略することができます。
- 名前(漢字・フリガナ)
- 性別
- 生年月日
- 「米国人」の確認
- 居住地国の確認
- 職業
お客様情報を入力したら、次は連絡先情報を入力します。
ここでは以下の情報の入力が求められます。
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
このメールアドレスには、銀行口座から出金または入金があった
すべての情報を入力し終えたら、キャッシュカードの種類を選びます。
ここでは通常のシンプルなキャッシュカードの他、デビット機能付きのキャッシュカード、クレジットカード機能付きのキャッシュカードを選ぶことが得できます。
ここでクレジットカード機能付きを選択した場合、カード会社による審査に通過しなければいけません。クレジットカード機能付きであれば、オンラインカジノの入出金に利用することができるのでおすすめです。
それぞれのカードで年会費やポイント特典が異なっているので、自分に合ったカードを選択しましょう。
カードの種類を選択したら、「口座の利用目的」と「本人特定事項の確認方法」を選択します。
「口座の利用目的」には、生活費の支払い、住宅ローンの利用、貯蓄/資産運用、デビットカードの利用など、10種類以上があります。オンラインカジノへの入出金を中心に利用するのであれば、海外送金の利用を選択するといいでしょう。
本人特定事項の確認書類には、運転免許証、個人番号カード(顔写真付き)、住民基本台帳カード(顔写真付き)、カード型健康保険証・追加書類、在留カード、特別永住者証明書、パスポートなどを利用することができます。
本人確認書類の確認方法には、書類が届いた時に配達員に提示する、スマートフォンアプリで送付する、郵送で送付するという3つ方法が用意されています。
スマートフォンアプリの場合、アプリをダウンロードして写真を撮影、アップロードするだけなのでおすすめです。
本人確認が完了すると、1週間~10日程度でキャッシュカードと書類が登録した住所に届きます。
この書類には、初期ユーザIDと仮のログインパスワードが記載されているので、これらを利用して楽天銀行のサイトにログインをしましょう。そして、初期設定として次回以降に使うユーザIDとログインパスワード、暗証番号、ワンタイム認証、合言葉の設定を行ないます。
これらの手続きが完了すると楽天銀行を利用して、オンラインカジノに入出金が行えるようになります。